15年くらい私の人生は暗黒でした。ずっと鬱状態。今は真逆みたいな人間になりましたが、もし今私の目の前にうつ病時代の私が現れたらたぶんこうやって改善に導くだろうな~、という思考実験をしましたのでお話しします。
- 鬱時代の私は私が鬱を克服した未来の自分である、と知らない
- どっかの職場で出会ってすごい仲良くなってお泊り会するような仲(年齢差が15歳くらいあるんだけど……^^;)
という設定にします。
目次
【大前提】病院には絶対に行かせない
病院には意地でも行かせません。精神科なんか行って精神薬でも処方されようものならもうエンドレスなやつにどっぷりになって、ゲームオーバーに限りなく近くなるからです。
あれら薬の中毒性・依存性はアッパードラッグのそれに匹敵します。抜けられなくなること間違いなしです。
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否定しない、励まそうとしない
いやー、今は当時と180°違う大雑把な気質なので言葉には本気で気をつけます。
たぶん何言っても当時の私を傷つけて落ち込ませると思うので。
否定はそんなにしないタイプですが、考えるのがめんどくなって
とかさらっと言いそうです。
【適度な距離感】共感しようとする姿勢に徹する
対応は共感しようとする姿勢に徹します。
何もかも共感はしてはダメです。
鬱私の場合、実は否定して欲しくてそれを言っている場合もあるので、それに共感をしてしまうとネガティブなセルフイメージを強化してしまうことになります。
そのへんの見極めのために、
- 私はあなたの味方だよ
- 共感しようとしているよ
という気持ちが空気で伝わる(押し付けない!)ように最善を尽くします。
まずはデトックス方面に誘導する
兎にも角にもまずはデトックスです。
最近は「デトックス」って言うと「詐欺!」って思われるらしいので「解毒」のほうが良いのでしょうか?
禊みたいなもんです。
ステータス異常が起こるということは、何かよろしくない神経伝達物質が血液に乗って全身を巡っているということで、その状態が長期的に続くということはそれがずっとあるということで、それがずっとあるということは体内のどこかで延々と生成され続けているということです。
そうじゃなければスピリチュアル的な何かということになり、一気に解決策が見えなくなります。
これだけで改善しちゃう可能性もあるので、とにかくデトックスです。
簡単・確実で常習性のあるサウナに誘ってみる(できればハメたい)
「いっしょにサウナ行かん?」
……で、簡単に済みそうなのですが、当時サウナが嫌いでしたので意外と高難易度だと思います。
あと人のたくさんいるところに行きたがらないし……。
コスパも良く簡単にして確実、そして快楽ホルモンの分泌によって常習性のあるサウナなら、2回も通わせられれば試合終了(あとは自分で通うからw)だったのですが、ちょっと難しいかもしれません。
便秘をなんとかさせるべくデトックスサプリ(中級)を飲ませてみる
当時は便秘でした。これは普通に悩んでいましたから、解決策としてまずはマイルドなデトックスサプリを提案します。
ハーバルデトックスみたいな腸に向けた伝統的なハーブがバランスよく配合されているやつです。
【Welcome to my 術中】デトックスサプリ(上級)で全身いく
シークレットデトックスみたいな配合のサプリで全身いきます。
初めて飲んだ時はトイレに10回以上行って大変でしたが、終わった後の爽快感と「今までは何だったんだ……」感は驚きでした。
腸内環境を整える方向にそれとなく導く
うつ状態の原因となるよろしくない神経伝達物質が全身を駆け巡っているとして、その生産拠点として一番疑わしいのは腸です。
【脱リーキーガット】DHA・EPAを摂らせてみる
水道水を浄化もせずに飲み、カロリーを悪者だと信じて人工甘味料をありがたがって摂っていた当時の私は、間違いなくリーキーガットでした。
腸に微細な穴が空いてそこから血中にあれこれ漏れ出している状態です。
当時を振り返ってみると、
- 理由もなくなんかネガティブ
- 集中力ナッシング
- 体臭・口臭がきつい
- 常時疲れている
- 肌のコンディションが悪い
- なんかかゆい
……と、リーキーガットの兆候が見事なまでに表れていました。
痛みも違和感もないリーキーガットですが、このとおり、ダイレクトに人生のクオリティをダダ下げする迷惑な症状の宝庫です。
そこで、粘膜もりもり増やす腸内細菌のアッカーマンシア・ムシニフィラ(Akkermansia muciniphila)を増やしてその穴を塞いでもらいます。
彼らはDHAとかEPAをエサに増えます。
あと、額面通りいけば頭が良くなるはずなので……。
しかし、どんなに青魚の美味しさ素晴らしさを説いたところで、当時はグリルなし1口コンロのしょぼい物件に住んでいましたから、まあ家で焼き魚を食べるようになったりはしません。
めんどいのでサプリですね。
ガラクトオリゴ糖を飲ませてみる
母乳で育てた子どもとそうでない子どもで腸の疾患のかかり具合や症状が露骨に違うことから、子どもの便の成分研究がはじまり、そこで発見されたのがガラクトオリゴ糖です。
180℃まで耐熱しますし難消化性なので途中で分解されることもなく確実に大腸まで届き、全腸内細菌のエサになります。ここが他のオリゴ糖とは一線を画するところです。
これはたぶんそんなに難しくありません。
って言えば受け入れてくれそうです。
有胞子性乳酸菌を飲ませてみる
ガラクトオリゴ糖と有胞子性乳酸菌が絶妙なバランスで配合されたミルクプラスなら、飲むヨーグルトとかにごり酒とか芋焼酎に混ぜて置いておけば勝手に飲むかもしれません。
エゾウコギ・グルタチオンを飲ませてみる
エゾウコギはうつ改善の最強の生薬として注目を集めていますし、グルタチオンは思考をバグらせるプロピオン酸を無効化してくれます。
とくにグルタチオンの体感は強制的なので、救いようのない天の邪鬼の鬱私でも、たぶんその体感に逆らうことはできないと思います。
たぶんあまりに軽くなるので
こないだのやつ何!?
って食いついてくると思います。
【強制】シリカを飲ませる
上記すべてのアプローチが拒否される可能性もありますので、その場合は
気づかれなければいい!
ということで、ヤツの飲み物にしれっと液体シリカを入れます。
「シリカ飲んどけばなんとかなるでしょ?」でおなじみの水溶性ケイ素です。
無味無臭なので味音痴の鬱私には絶対に気づかれません。
上記すべてを台無しにするので水道水と人工甘味料と抗生物質を断たせる
水道水、人工甘味料、抗生物質はどれも超身近にある殺菌的な働きをするものです。
体の中に入れたら当然、体内の共生菌を殲滅します。
彼らはあなたと同じで空気中にいる菌よりもデリケートなのです。
上記すべての積み重ねが台無しになること必至ですので、水道水、人工甘味料、抗生物質は断たせます。
※台無しにはならないにしても効率だだ下がりは間違いないです。
おわりに
以上が、今の私が考える鬱私へのアプローチです。
断食させてみる(3日過ぎれば強制Highになるのでw)
というのも考えましたが、あの状態から食べる楽しみまで奪ったらあまりにかわいそうなのでやめました。
書いているうちにすごく熱が入ってしまって長くなりましたが、とりあえずまずはやさしく抱きしめてあげたいですね笑
参考になればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。