高麗人参と並んで滋養強壮に良いとされているエゾウコギ(エレウテロ)ですが、最近になってうつ病の改善にもかなり効果的であることがわかり、注目を集めています。
うつ病に効果的とされる生薬はたくさんありますが、ほとんどは専門家によるそれらの配合が必要です。しかし、エゾウコギはそれ単体で効果があり、しかも「最強の生薬」とまで言われています。
目次
うつ病に効果的とされる他成分とエゾウコギの体感の違い
私は鬱っぽい気分がかなり深刻だった時期、最終的にエゾウコギに行き当たるまでいろいろな生薬やサプリを試してきました。
ビタミンB群|神経細胞の修復に必要な栄養素
ビタミンB群は統合失調症の栄養療法でも一番最初に取り上げられる栄養素です。
サプリメントでけっこうな量を摂取したつもりですが、とくに変化は感じませんでした。
ビタミンが足りていなさすぎて、効果が出るまでに至らなかったのかもしれません(^_^;)
オメガスリー脂肪酸|あらゆる細胞の修復に効果的な栄養素
これは飲み始めて3日~1週間くらいでちょっと気分が落ち着きました。
うつやストレス以前に、いつまでも若々しく元気でいるにはとても重要な栄養素ですので、これは意識して継続しています。
セントジョーンズワート|抗うつ剤と同程度の作用をもち副作用が少ない
個人差でしょうか、あまり効きませんでした。
マカ|気分を高揚させる
男性にはおなじみのマカには、気分を高揚させる作用があります。栄養ドリンクにも入っていますよね。
たしかに、飲んだ後はちょっと気分が上がったような気がしましたが一時的でした。(「効いてるなー」と「あ、抜けたなー」が露骨にわかります笑)
エゾウコギ|不安を和らげるアダプトゲン的作用で肉体的精神的ストレスを調整する
Wikipediaの「スマートドラッグ」の記事に「抗うつ、精神安定剤、アダプトゲン的な働きをするスマートドラッグ」として載っていてびっくりしたのですが(ドラッグ!?)、世界的にも抗うつ作用があることで有名なようです。
実際、高麗人参のようにいきなりどーんときてアゲアゲ状態になるような作用ではなく、じんわり穏やかにくる感じで、不安やネガティブな気分が軽くなるのを感じました。
サプリメントによっても違いはあるでしょうが、高揚感が最大6時間くらい続きました。
おわりに「エゾウコギが一番かんたん」
以上が、私が試した成分です。
やっぱりエゾウコギは別格でした。
エゾウコギは市販品だと高価になりがちで、しかもクセたっぷりで飲みにくいものが多いので、ファウンテン社のエゾウコギとアメリカニンジンと田七人参が配合されているニンジンまみれのサプリ、エナジープラスを飲んでいました。
エナジープラスは30粒入り×2本なので長持ちして経済的です。
なお、ダイエットや精力アップに愛用している方もいるそうです。
※2023年にエナジープラスがエナジープラスゴールドに大改良され成分が大幅に変わっています。詳しくはこちらの解説をご覧ください。
なお、私が頑なに精神科に行かなかったのは、精神科に通う知人が会うたびに、まるで自分のステータスのように現在飲んでいる精神安定剤を自慢してくる姿を見たからです。
以上です。
参考になればうれしいです。