半年ぶりくらいにお酒を飲む機会がありまして、毎日のようにお酒を浴びていた当時の自分を客観的に振り返ることができました。何かの参考になればと思いましたのでお話しさせていただきます。
目次
元アルコール依存症だった私の反省
- お酒で現実が好転するなんてことはなかった。悪い方に変わることは多々あった
- 意識がなくなることで一時的な現実逃避はできるかもしれないが、そんなに飲んだら後が地獄。逃避したい現実に体調不良状態で戻されて地獄味アップ
- 半年もやめていれば腸内細菌のバランスが変わってお酒弱くなるっぽい
- お酒で忘れられるようなことはお酒じゃなくても忘れられる
当時、本人にはまるで依存症の自覚はなかったんです。
グルタチオンに欲かいてお酒をやめてしばらくしてから、当時のあの飲むペースは冷静に考えたらアルコール依存症だったかもな🤔って気づいた次第です。
アルコール(酔い)に逃避したくなるのは原因があるから
これは20代にお酒でけっこうな時間とお金と信頼を失ってきた私の心からの反省です。
同じ境遇の方の参考なれば浮かばれます。
お酒は所詮、結果への対処でしかなかったです。
源は滾々とその結果を生み出していて、それにひたすら対処し続けるようなもの。
源をどうにかしたほうが、終わりがあることに気づきました。
本気で気づかなかったのか、それとも気づいていて直視することから逃げていたのか。きっと後者です。
私がお酒に依存していたのは自己処罰感情が原因でした
自分は罰せられるべき恥ずかしい人間だ
という、義務教育をすごい素直に受けて育った人にありがちなやつです。
繊細というか、背負いやすいというか。自分が傷ついて済むならそっちをチョイスしがちというか。
小さい頃から
- ~すべき
- ~ねばならない
とかすごい好きで、よくそれで自分を縛っていました。
それ、放っておくと成長するんですよね。
おとなになるともっともっと自分を縛り付ける縄が頑丈に、そしてバリエーション豊富になっていくんです。
結局、酔って意識を飛ばしてその自分を縛り付けるセルフトークから逃げたいのと、酔うと粗相しがちですから、そういう醜態を晒したり翌日にくよくよ後悔したり、二日酔いで苦しむ姿が自分には相応しい、みたいな、今になって冷静に言葉にするとすごく恐ろしい自己処罰感情が、私がアルコールに依存していた原因でした。
そういうパターンニューロンがガッチリ形成されていた、といってもいいです。
自己処罰感情が緩んだらぴったりお酒をやめていた
私が飲んでいるのは主にアメリカなど海外から個人輸入した激しめのサプリばかりです。
どうせサプリだし「健康機能食品」でしょ?
というのは通用しない物が多く、実際飲み初めの頃は日本のマイルドな配合のサプリと同じ感覚でお酒といっしょに飲んだりして、何度か地獄を見てきました。
それもあって、海外のサプリを飲むようになってから多少お酒を飲むペースは落ちていましたが、完全にやめるには至っていませんでした。
こちらの記事でもお話ししていますが、私はグルタチオンという人間の全細胞に含まれる抗酸化物質の体感に感動して、欲をかいてお酒をやめました。簡単に時系列にすると、
- 心の軽快さを保つためにグルタチオンとビタミンC(好相性♡)を飲む
- なんかお肌が変わる。長年の悩みだった背中の色素沈着が消える
- だがグルタチオンはお酒の代謝で発生するアセトアルデヒドの無毒化にもりもり消費される
- え、それならお酒やめたらもっとすごいんちゃう?
という流れで、ある日突然いきなりお酒をやめました。
これって、日常のストレス軽減、生産効率アップのために打算的に飲んでいたサプリによって、見た目に露骨な嬉しい変化が出て、自分への好意的な興味が湧いて、自己処罰感情が緩んだ、ということなんですよね。
そして、お酒をやめてみてまず不思議だったのが、「もう、お酒を飲まなくてもいいんだ」という安心感に包まれていたことです。
好きで飲んでいたつもりが実は苦しかったようです。
おわりに「自分を許してあげる」
結局、どこかで言われた「こうするべき」「君はこうあるべき」「こうしなさい!」みたいなものが蓄積して、自然な自分とは大きくズレた仮想の自分とずーっと比較して苦しんでいたのかな、と分析しました。
そしてわかったのは、私をお酒に向かわせていた動機の源は、私をお酒に依存させるだけでなくて、日常のあらゆる不満や不幸の源にもなっていたなと。お酒に依存していたのは、その結果の中でもマイルドなもののひとつに過ぎなかったです。
だから私も大好きな有名な歌の詞で「好きなものは好きと言える気持ち抱きしめてたい」というのがありますが、私は嫌なものを嫌ときちんとお断りできる気持ちも同じくらい大切だと思います。
今、もし自分を傷つける何かに依存して苦しんでいらっしゃる方がいたら、まずは自分を許してあげてほしいです(*˘︶˘*).。.:*♡
そのためには、私がやったみたいに、どう考えても自分のことを許している人、自分のことを大切に思っている人がやるようなことをやってみるといいです。笑うと楽しくなるのと同じで。感情はさておき儀式だと思って。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。