海外産のサプリを飲みはじめて間もない頃、私はダイエットサプリの飲み方を間違えて地獄を見たことがあります。みなさんは真似をしないようにして下さい。
まだサプリの成分に関する知識も浅かった頃の話です。
私は海外の攻めまくった配合のダイエットサプリをお酒で飲んでえらい目に遭いました。
注意喚起としてお話しさせて頂きます。
飲み会の前に「予防」としてサプリを飲んだ
あれは、いつぞやの夏のことです。
たいそう美味しいものがたくさん出てくるという飲み会にお呼ばれしました。
あまりにも楽しみだった私は、その日朝から何も食べないで夜を待ちました。
そして、夜になってお店に向かう前、
と思って、海外のダイエットサプリを3粒くらいぐっと飲んでから行きました。
今思うとこれがすべての始まりでした。
いつもならほぼ一瞬で飲んでしまう開始の生ビールを途中くらいまで飲んだ頃でしょうか。
なんか胃のあたりにムカムカとした不快感があらわれて、やんわり気分が悪くなりました。
空きっ腹にお酒を入れたから、という考え方もありますが、1杯目なんてだいたい空きっ腹じゃないですか?だからいつもどおりのはずなんです。
それが1杯目の途中で気分が悪くなるなんて……。
気分的にはぜんぜんお酒が進まない感じでしたが、場の空気もあるので2杯目に突入しました。2杯目を注文するのに30分近くかかるなんて私の中ではけっこう前代未聞でした。
この頃には胃のムカムカに加えて顔にものすごい火照りを感じていました。
1時間もする頃には、強烈な吐き気と戦っていました。飲んでいる最中なのに飲みすぎた翌日の二日酔いみたいな大きいリズムの強い頭痛もします。
自分で言うのもなんですが、私は普段、お酒をたくさん飲んでも、飲んでいるその場で気分が悪くなったり、吐き気に襲われたりはしません。実は二日酔いになることも珍しいタイプの人です。
楽しみにしていた料理もまったく進みません。
しかし、食べ飲み放題みたいなプランでしたので、なんかもったいない気がして無理して食べます。
次にきたのは激しい悪寒でした。
夏なのにものすごい寒いんです。顔は火照っているのに超寒い。
そして夏なので誰も羽織れる物も持っておらず、そこからはずっとガタガタ震えていました。
結局3杯目の途中でギブアップした“と思います”。
「と思います」というのは、記憶をなくしているからです。
生ビールたった3杯で記憶をなくすとか、普段なら到底考えられません。
気づけば家に帰っていたのですが、もうなんか気分の悪さが全身を駆け巡っているような感覚で、ぜんぜん眠れませんでした。
しかも、吐き気はすごいのにお酒をたくさん飲んでいるわけではないので実際には吐けないので二重苦です。
あれはどれも他で味わったことのない強烈な苦痛でした。
強い吐き気を伴う食中毒で数日寝込んだことがありますが、それよりも苦しい体験でした。
どう考えてもアルコールでダイエットサプリを飲んだことが原因なのですが、当時の私はアホでしたのでそのことに気づかず、この事件のあとも数回同じようなことを繰り返しました。
海外のダイエットサプリは水かカフェインの少ないお茶で飲む
これも国産の安全第一の無難な配合のサプリならあまりこういうことはありませんが、攻めた配合のものが多い海外のサプリだと、飲み方に気をつけないとこういうことになる場合があります。
とくに、高麗人参やヨヒンベ(ヨヒンビン)やビターオレンジなどの、血流を促進したり代謝を上げたりする成分をアルコールで飲むのは危険です。
もちろん、再現されない場合もあったので一概には言えませんが、君子危うきに近寄らずです。やめておいたほうがいいと思います。
石油系のケミカルな薬品が一般的になる以前に伝統的に薬として使われていたような生薬やハーブは、やはり水かカフェインの少ないお茶で飲んでおいたほうがいいです。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。