「虫垂はいらない子」「むしろ虫垂炎起こすし邪魔」は優生思想でおなじみのダーウィン先生が言い出したいつものアレです。それを切るなんてとんでもない!
いいの書けたなあ😋……と思ったら過去に似たようなのを書いていました😢今回のほうが少し詳しいので投稿させていただきます。
目次
虫垂は進化の名残でいらない子
あれは小学三年生くらいの頃のこと。
学校を休むほどではないけど、キリキリとした腹痛が何日も続いて、病院に行ったら「虫垂炎っぽい」との診断。
とりあえず抗生物質飲ませてダメだったら腹開けて切っちゃお♪
みたいな話になって、子どもながらにめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。
「種の起源」のダーウィンが言い出した「虫垂不要論」
この「虫垂はいらない子」理論を言い出したのは、「種の起源」おなじみのチャールズ・ダーウィン先生。※最近ではこの人の学説はいろいろ間違っていたことがわかっています。
縄文日本文明一万五千年史 序論 太田龍
ダーウィンの登場はたまたまではない!NWOを演出する陣営によって周到に準備された😓 pic.twitter.com/Tcb3Z3Kd6s
— あやちん (@BIdp13K78lEsacI) December 17, 2023
彼が「虫垂は進化の名残だから不要」と断じて、それが100年間何の疑いもなく信じられてきました。
なのでここ100年くらい、なんかの手術でお腹を開けた時に、
みたいなのもけっこうあったそうです。
虫垂不要論に感じる疑問
虫垂は不要どころか、最悪死に至る虫垂炎を起こしかねない爆弾みたいなものです。
それならば、虫垂を持った個体は虫垂炎で死んでしまうことが多く、虫垂を作る遺伝子が伝えられることはないから、虫垂がない人のほうが大多数になるはずです。
でも実際は、みんな持ってますよね。
実は免疫系にとって超重要だった虫垂
虫垂炎という死ぬかもしれないリスクがありながら、それでも虫垂があり続けるのは、ちゃんと役割があるからです。
実は、虫垂には特殊化した免疫細胞と分子がぎっしり詰まっており、腸内の微生物がバイオフィルムを形成して(つまり有害な細菌に対してバリアを張って)待機しています。
この虫垂の中の微生物は、消化管に危機が生じたときでも守られており、例えば消化管が食中毒とか感染症でめちゃくちゃにされた場合に、そっと出ていって増殖して、いつもどおりの腸内細菌叢に戻してくれるという素晴らしい働きをしています。
つまりディスバイオシスが起こった時のバックアップなのです。
虫垂を切る=一旦腸内細菌叢のバックアップを失う
先進国で過去に虫垂を切除したことの弊害が表面化しないのは、それだけ現代の衛生水準が高いからではないかと推測されます。
もし、例えば大災害やなんかで水道などのインフラが長期に渡って停止し、大勢の人々が不衛生な生活を強いられるようなことがあれば、最近虫垂を切ったばかりの人はしんどい思いをすると思います。
今ある手持ちの腸内細菌叢一発勝負で残機ゼロとか怖すぎます。
やっぱりあなたの腸内環境は狙われている
腸内環境、つまり人間の免疫系(60%が腸)にとって重要な器官である虫垂をここ100年くらいバッサバサ切ってたという事実。
免疫が弱い人がこの100年で量産されたことになります。
この虫垂の話だけに限らず、私たちの身の回りには
- アスパルテーム
- ネオテーム
- アセスルファムカリウム
- スクラロース
などの、農薬とか化学兵器出身の腸内細菌絶対殺す系の人工甘味料があふれています。
あと水道水の塩素とか。
流行りのお注射💉とか。
なんでこうも都合よく腸内細菌ばかりを狙い撃ちしてくるのか?
虫垂炎の患者数が1990年くらいから徐々に減ってきた(進化?)のを見て打った「次の手」ではないのか?と邪推してしまいます。
あなたの腸内環境がボロボロになるとうれしい人たち
精神薬と同じく、人工甘味料も依存性が問題になっています。
人体にとって糖でもなければ糖の材料になる物質でもないのに甘味だけはしっかりあって脳に錯覚させるからです。
人工甘味料は製造元(なぜか製薬会社)も儲かるし、それを使う食品メーカーもコストカットができる上に国から補助金までもらえてうれしい。
しかも消費者は腸内環境ボロボロになって病気なりやすくなって病院とか製薬会社が潤うとかいう構図が出来ています。
虫垂なくても大丈夫だよ!
虫垂を切ってから3年半までは大腸がんになるリスクが倍になるといわれていますが、3年半以降は虫垂を切除していない人と大腸がんリスクに差異は見られなくなります。
あなたは知ってる?虫垂炎の真実 – 協同組合青森総合卸センター
私、個人的にこれは再生しているんじゃないかなって思います。虫垂の形ではなくとも、どこかのくぼみとかに。
だって腸内細菌のバックアップないのはどう考えても生命維持に於いて不利すぎますから。
無農薬のお野菜食べながら、プレバイオティクスとかプロバイオティクスとか摂って、休みなしで一生頑張ってくれている腸内細菌たちを労ってあげたいものですね。
以上です。
最後までお読み下さりありがとうございました。