虫垂はいらない部分どころか、免疫に関して超重要なパーツでした。それを切ってしまうなんてとんでもない。私は何かの実験だったのではないかと思います。
サウナでお腹に手術痕のある人をよく見かけます。ああ、そういえば私も虫垂炎で開腹手術一歩手前までいったなあ……
たしか小学校3年生くらいのときのことです。キリキリとした腹痛が何日もずっとお腹にいて、病院に行ったら「虫垂炎っぽい」との診断を受けました。
結局お薬(たぶん抗生物質)をたくさん飲まされて炎症が収まって、開腹手術まではいかないで済みました。
目次
虫垂不要論を主張していたのはチャールズ・ダーウィン
ちょっと前までは、何かの手術でお腹を開けたときに
ついでに虫垂切っておきました(これで虫垂炎ならないね!)
みたいなサービス切除があったそうです。
この虫垂は進化の名残でいらないばかりかむしろ致命的な炎症を起こすだけの厄介者、と主張しだしたのは「人類は猿から進化した」でおなじみのチャールズ・ダーウィンです。
この人は強烈な優生学思想の持ち主としても有名でした。
自分が主張していた自然淘汰と矛盾している件
虫垂が不要なもの、致命的な炎症を起こしかねない欠陥部位なら、虫垂を持った個体は虫垂炎で死んでしまうことが多く、虫垂を作る遺伝子が伝えられることはないから、虫垂が退化した個体のほうが大多数になるはずです。
なんか重要な仕事をしているからずっと残っているのでは。
【やっぱり】虫垂は免疫細胞や微生物の待機室でした
実は、虫垂には特殊化した免疫細胞と分子がぎっしり詰まっており、腸内の善玉菌と呼ばれる微生物がバイオフィルムを形成して(つまり有害な細菌に対してバリアを張って)待機しています。
この虫垂の中の微生物は、消化管に危機が生じたときでもバッチリ守られており、例えば消化管が食中毒とか感染症でめちゃくちゃにされた場合に、虫垂から出動。増殖していつもどおりの腸内細菌叢に戻してくれるという素晴らしい働きをしていることがわかっています。
盲腸の手術で不要と切除されてきた虫垂、実は進化した器官で役立っているらしい
つまり、腸内細菌叢のバックアップデータ保管庫みたいな重要なパーツということです。
【腸スゴイ】虫垂なくてもなんとかしてくれる
虫垂を切除してから3年半までは大腸がんになるリスクが倍になるといわれていますが、3年半以降は虫垂を切除していない人と大腸がんリスクに差異は見られなくなるそうです。
おわりに「たぶん実験だったと思う」
コロナ騒動ではっきりとわかりましたけど、あの人たちって
- 免疫下げたい。とにかくお前らの免疫ぶっ壊したい(禁煙、減塩、水道水、人工甘味料、遺伝子組換え、農薬、mRNAワクチン)
- 病気になれ。みんな病気になって薬漬けになれ
- 当たり前のようにしれっと人体実験仕掛けてくる(コロナのmRNAワクチン)
みたいなとこありますので、この虫垂切除ブームも、虫垂を切除したらどうなるのかの大規模な実験だったと思います。
あとすごい感じるのは、あの人たちは腸内環境と免疫の関係を知り尽くしています。だって1990年くらいから明らかに私たちの腸内細菌叢を破壊しにきていますから。
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。