秋はなんだか憂鬱な気分になるものです。そのままネガティブな気分を冬まで持ち越すこともあって、私も以前は秋が大嫌いでした。今回はそんなネガティブを抜け出してテンションを上げることができる成分を実体験からご紹介します。※もちろん年中使えます。
ネガティブはいつだってすぐに解除したい緊急事態です。
前置きは飛ばしてさっそくいきましょう。
目次
腸内環境を整える成分|メンタルバランスやテンションは腸内環境が決める
腸内環境とあなたのテンションはリンクしています。満足感や充足感、幸福感のもととなる重要なホルモンであるセロトニンは、その9割以上が腸内細菌によって生成されています。
精神の不調を訴える人が消化器系の不調を併発しているのはよくある話なのですが実際のところそれらは見過ごされがちです。
腸内環境を整える成分を意識的に摂取した場合、個人差はありますが、私の場合3日から1週間くらいでメンタルバランスが戻ります。
プロバイオティクス|善玉菌を直接とる
成分というよりは菌なのですが、腸内で良いはたらきをする菌(以下「善玉菌」とします)を摂ることで、腸内環境を改善することが期待できます。
私は、有胞子性乳酸菌(仮死状態になることで、生きて腸に届く確率が非常に高い乳酸菌)を飲んでいます。
プロバイオティクスによるアプローチは長期的な変化をもたらしますが、取り入れた菌の繁殖と定着を待たねばならず、即効性はありません。※あったとしたらそれは気分的なものです。
プレバイオティクス|善玉菌を応援する
プレバイオティクスはざっくりいえば既に腸内にいる善玉菌を増やす成分(エサのようなもの)です。
結果を急ぐ方はプレバイオティクスのほうが体感が早いのでオススメです。
オリゴ糖
- ガラクトオリゴ糖
- イソマルトオリゴ糖
- フラクトオリゴ糖
- 大豆オリゴ糖
オリゴ糖にはいろいろと種類がありますが、ガラクトオリゴ糖が最強といわれています。
理由は熱と酸に強く、小腸で消化されずに大腸まで届くからです。
しかし、ガラクトオリゴ糖のサプリはなかなか売っていないので、お急ぎでしたらイソマルオリゴ糖やフラクトオリゴ糖で十分です。
私もガラクトオリゴ糖のサプリメントを切らしていたときは、市販のイソマルオリゴ糖のシロップをココアに入れて飲んでいましたが、お通じも快適でメンタルのバランスも快調そのものでした。
食物繊維
「腸内環境を整える」といえば食物繊維ですが、食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があります。
水溶性食物繊維
ネバネバしており腸内の老廃物や微細な毒素を吸着します。
不溶性食物繊維
みなさんが「食物繊維」に対して持っているイメージどおりの食物繊維です。
体内で水分を吸収して膨らみ、腸のぜん動運動を促進します。
また、乳酸菌やビフィズス菌のエサになります。
プレバイオティクスをとれる食材
- さつまいも(不溶性食物繊維セルロース)
- わかめ(水溶性食物繊維アルギン酸と不溶性食物繊維セルロース)
- ごぼう(オリゴ糖、水溶性食物繊維イヌリン、不溶性食物繊維リグニン)
意外にも、さつまいもの甘味成分はオリゴ糖ではなくホモゲンチジン酸というすごい名前の成分でした。
これらの食材が苦手という方は、サプリメントやシロップで摂るといいでしょう。市販品でかんたんに見つかりますし税込み2,000円くらいもあれば買えます。
グルタチオン|最強の抗酸化成分で超回復
グルタチオンはすべての細胞に存在する強力な抗酸化物質です。
- 人体に有毒な過酸化水素の無毒化
- アセトアルデヒドの無毒化
- 腸から血中に漏れ出たプロピオン酸(PPA)の無効化
- 放射線障害予防効果
- 重金属や残留農薬など解毒困難とされる物質のデトックス促進
- 細胞や遺伝子の傷の修復
- 肝機能向上
- 体内の酵素の働きを助ける
このような盛りだくさんな効果があります。
私もずっとグルタチオンのサプリを飲んでいますが、毎回気分がスッキリして心と身体が軽くなるのを感じます。
これが気分的なものだとしたら1ヶ月くらいで体感しなくなるはずですが、半年以上飲んでも変わらないので確信しています。
今はグルタチオン点滴やグルタチオン注射などを行っている病院もありますので、興味のある方は検索してみてください。(5,000円~)
抗うつ作用が注目されているエゾウコギ(エレウテロ)
漢方薬のなかでも、抗うつ作用に関しては別格とまで評されているエゾウコギ。
よく比較される高麗人参とは違って、非常に穏やかで長時間の効果が期待できます。
以上のすべてを台無しにする人工甘味料
カロリーオフ、カロリーゼロ、糖類ゼロ、甘さスッキリ、ノンシュガー、シュガーレス
これらの単語がパッケージに記されている場合は確実に、そして記載されていない場合でもこっそり入っているのが人工甘味料です。
人工甘味料には種類があり、甘草という植物由来のステビアはともかく、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、ネオテームなど化学的な人工甘味料は、世界では使用を禁止している国もあるほど物議を醸している成分です。
私の調べたところによると、これらは薬学的な確実さであなたを抑うつ気分にエスコートします。
アスパルテーム|分解過程で10%が猛毒メタノール→ホルムアルデヒドに変化
アスパルテームは神経毒の化学兵器を開発している過程で偶然発見された不思議な人工甘味料です。
分解過程でその10%がメタノールという神経毒に変化しますが、そのメタノールの代謝によって発生するホルムアルデヒドには抑うつ、頭痛、不眠症、知能低下、攻撃性を高めるなどのはたらきがあり、まさに神経毒の化学兵器のようです。
また、アスパルテームには新陳代謝を抑制するレプチン、インスリンの分泌を促進するはたらきがありますので、太りやすく痩せにくい体になります。
さらに、男性の元気な精子が激減するという致命的な研究報告もあります。
アセスルファムカリウム|無視できない塩化メチレンの害
アセスルファムカリウム(アセスルファムK)には塩化メチレンが含まれており、この塩化メチレンを長期的に摂取すると抑うつ、頭痛、精神錯乱、肝機能障害、腎臓障害、免疫力低下を引き起こす可能性が指摘されています。
スクラロース|塩素だらけの元農薬
もっと強力な農薬を作っている最中に偶然見つかった成分です。
塩素分子と炭素分子が結合した物質をオルガノクロライドというのですが、ダイオキシンやPCB、DOTなど強力な農薬が名を連ねるオルガノクロライドの中で、唯一「食べても安全」とされたオルガノクロライドがスクラロースなのです。
元(?)農薬というだけあって、殺菌的な作用を持っており、腸内細菌を50%以上死滅させてしまいます。
また、長期的な摂取により胃腸障害、頭痛、めまい、アレルギー反応、体重増加、血糖値上昇などのリスクが懸念されています。
ネオテーム|アスパルテームの改良版
ネオテームはネオアスパルテームです。
甘さが格段(砂糖の10000倍、アスパルテームの50倍)にアップしており、アルコールに溶けやすいという性質から、最近お酒などに入っているのを見かけるようになりました。
人工甘味料については賛否両論ありますし、あまり批判するとサイトの運営上よろしくないらしいのですが、愛する読者様にはぜひ知っておいてもらいたかったので載せました。
知らないで選ぶのと、知った上で選ぶのは違います。
あなたの判断材料のひとつにしていただければ幸いです。
あなたが楽しい秋を迎えられますように
食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋……世の中には秋というだけでテンションが上がる人がいるようなのですが、私には信じられませんでした。
私にとってはずっと「ネガティブの秋」だったからです。
何も身に覚えがないのに、毎年定期的に鬱な気分になる期間が訪れるなんて本気でやめてほしかったです(-_-;)
しかし、メンタルのバランスを整えてみると、秋はもしかしたら一年で一番派手で騒々しいかもしれないくらいに楽しい季節でした。
以上です。
あなたのお役に立てれば幸せです^_^