高校時代になかなかハードないじめに遭っていたのですが、その時に先生から言われて頭が真っ白になった言葉について振り返ります。
いじめられる側にも原因がある
高校で2年半に及ぶいじめに遭っていた時に、先生に相談してみたことがあります。
そもそも、先生たちはなかなかの規模に発展していた私へのいじめに気づいていたっぽくて、
頼むから俺(私)のところに相談に来るなよ~✋😓
みたいな空気を出して距離を取られていました。
勉強や進路以外の相談は受け付けません、みたいな空気?
いじめられる側にも原因があるから
でもある時、いよいよ堪りかねて、逃げる先生を捕まえて打ち明けてみました。
そこで言われたのが、
「いじめられる側にも原因があるから」
という言葉でした。
頭が真っ白になりました。
その言葉から、私にも反省するべきところがある、というニュアンスを感じました。
入学してからずっと帰宅部で、毎日学校と家を往復しているだけの私が、まるで接点のない別のクラスの男子や、顔も知らないような上級生からいじめられる、私の側の原因って何でしょうか。
ただ校内を歩いているだけで、たわしを投げつけられて額から血を流さなければいけない原因って何でしょうか。
炎天下でサウナみたいになったゴミ捨て場に閉じ込められて、意識が飛びそうになりながら、外から罵声を浴びなければならなかった原因って何でしょうか。
後に、いじめの主に突撃していじめの原因を直接聞く、という無鉄砲なやり方で、2年半に及んだ私へのいじめの原因が、話したこともない顔も知らないような主の彼女さんが私のことを「かっこいい」と言ったことだとわかったのですが、それって私はどうすればよかったのでしょうか。
これは今になっても答えが見つかりません。
そんなの当時の私にわかるわけがない。
喧嘩両成敗のつもり?いじめは喧嘩じゃないよ
「いじめられる側にも原因がある」
これを言う人はきっといじめられたことがない人だと思います。
百歩譲って「救い」としてそれを言うのなら、その原因と思われるポイントの指摘と、改善方法もセットで提示しないとダメだと思います。
これを言う先生や管理職の人は、喧嘩両成敗(バランス感覚のある自分ステキ)のつもりなのかもしれませんが、いじめは喧嘩ではありません。
明らかに悪意を持った加害者による一方的な蹂躙です。
でもいるんですよね。
どういうわけか被害者側の感情が一切理解できず、加害者側からの視点でないとそれを言葉にできないタイプの人。
こういう人は天性の加害者気質。
どういうわけか中間管理職に多くいるんですよ。
基本傷つける側だから傷つかないし、悩ませる側だから悩まないしで、冷静でバランス感覚のある周囲の人が辞めていく中で辞めないから、勤続年数が長くなっていつの間にか役職もらっちゃってるパターン。
往々にして既に加害者気質の上司がいる場合に起こる負の連鎖です。
逆に、いじめられていた時に「いじめられる側にも原因がある」という言葉でめっちゃ救われたよー☆っていう人いらっしゃいましたらコメントお待ちしています。お話聞いてみたいです。
以上です。
最後までお読み下さりありがとうございました。