医学の父ヒポクラテスの格言と解説

2020年頃から始まったコロナ騒動で有名になった「ヒポクラテスの誓い」でもおなじみ、医学の父ヒポクラテスが健康に関して残した格言を使いやすいように書き起こして解説を載せておきます。

目次

医学の父、ヒポクラテスの格言と解説

  • 歩くと頭が軽くなる
  • 火食は過食に通ず
  • まず何よりも害をなすなかれ
  • すべての病気は腸から始まる
  • 歩く事は人間にとって最良の薬である
  • 満腹が原因の病気は空腹によって治る
  • 月に一度断食をすれば病気にならない
  • 病気は神が治し、恩恵は人が受け取る
  • 汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
  • 人は自然から遠ざかるほど病気に近づく
  • 病気は食事療法と運動によって治療できる
  • 食べもので治せない病気は、医者でも治せない
  • 人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている
  • 賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ
  • 病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない
  • 私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである
  • 極度に激しい疾患には、極度に激しい治療が最も有効である
  • 健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
  • 筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい
  • 心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する
  • 食べものについて知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
  • 患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる
  • 人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる
  • 病人に食べさせると、病気を養うことになる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る
  • 病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである

歩くと頭が軽くなる

歩くころで頭に溜まった血を下半身に下げる。氣の循環を良くする効果があります。

人間は煮詰まると歩いたり貧乏ゆすりをしたりするので、無意識は知っているんでしょうね。

火食は過食に通ず

火を通した食べ物はおいしいから食べ過ぎに発展しがち。

また生食よりも栄養素が壊れて減りがち(逆に増えるものもあるけど)。

まず何よりも害をなすなかれ

内海聡先生の教えにも通ずるものがあります。何を摂るかではなく何を摂らないか。毒性のあるもの有害なものは避けましょう。

すべての病気は腸から始まる

これって、冷静に考えたらその通りですよね。

最大の臓器なわけですし、消化と栄養の吸収を担っているし、免疫も司っているし、生命維持と直結する重要器官だから脊髄と同じくらいの神経細胞を持って反射で動けるし、何か不具合が起こった場合にとりあえずまずは原因の所在としてありそうなのって腸ですよね。

虫垂(盲腸)も免疫に重要な部分だったことが最近になってわかってきています。

ちなみに虫垂を「進化の名残で虫垂炎起こすだけのいらないところ」と言ったのはダーウィン先生です。

歩く事は人間にとって最良の薬である

歩くのは全身運動なので何かあったらとりあえず歩いてみるといい。

氣も血流も循環していろいろ整いますし、歩く動作で腸が刺激されるのでお通じも起こりやすくなります。私も2kmくらい歩くとだいたいトイレに行きたくなります。

満腹が原因の病気は空腹によって治る

断食は百薬の長です。断食をすると生命力が爆発します。

★本当です

 

調べるとわかりますが、一日三食の文化は目的があって仕掛けられたものです。

  • 自分が発明したトースターを売りたかったエジソン先生が電力会社と組んで「朝にパンを食べよう!」と宣伝して朝食の文化を定着させた
  • 日本では戦後になってアメリカから輸入されるパン(小麦)と牛乳の消費量を上げるために流布されたっぽい

 

一食あたりの消化活動の回復に約3時間の睡眠が必要なので、体にとってはけっこうな重労働なようです。

食べないことで消化器系を休ませてあげて、回復や排泄に専念させてあげることが重要です。

月に一度断食をすれば病気にならない

現代人は食べ過ぎといわれています。

毎日は無理でも月に一度の断食でその分を取り戻せると先生は言っているので、これは救いだと思います。

私の断食のときは炭酸水とガムがすごい役に立ちました。

病気は神が治し、恩恵は人が受け取る

私たちは健康が自然な状態ということです。

汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ

何か不具合が起こったらまずは食事を見直しましょう。

人は自然から遠ざかるほど病気に近づく

気候とか天体の影響を受けるし人間も自然の一部です。よって、健康を考えたときに「何が自然か」を考えると自ずと正解は見えてきます。

 

また、物理的な意味でも自然と離れることはリスクがあるといわれています。大人の事情で絶対に表沙汰になりませんが、高層階と不妊・流産率、病気の罹患率の相関関係とか……。

これ、田舎出身で都会に出て暮らしている人は体でわかりますよね……(-_-;)「あ、一回自然入れないと壊れる」みたいな瞬間ありますもんね。。。

 

でもこの格言に触れて改めて身の回りを見たら人工物しかないことに気づいて愕然としました。

病気は食事療法と運動によって治療できる

明らかに現在よりもオーガニック食品が多く、また人々の日常生活に於ける運動量も多かったであろう紀元前400年にこういう格言があったということは考えさせられますね。

食べもので治せない病気は、医者でも治せない

食生活の改善、つまり自然治癒力で治せないものは第三者には治せない。

人間は誰でも体の中に百人の名医を持っている

自分の体の治し方はどんな名医よりも自分の体が一番良く知っています(自然治癒力)。この治し方は人それぞれ十人十色といわれています。

 

ちなみに私の場合ネガティブな気分の終わりは必ずと言っていいほど大量排便です。

排泄という行為自体は万人共通なのでこれには個人差とかないのではないか、と個人的には思っているのでサイトのいろんなところでお話ししていますが、何をきっかけにそれが起こるかは個人差があるようです。※私は以前シークレットデトックスを飲んでケロッとしている方を見てびっくりしたことがあります。

賢者は健康が最大の人間の喜びだと考えるべきだ

おじいちゃんおばあちゃんが口うるさく言うように、誰しも老いれば健康が人生最大の喜びの土台だとわかります。

老いて寝たきりになって気づいても遅いので、今!健康に感謝するのが賢者です。

病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない

体調を崩している人が存在しているだけで、病気は存在していない。

病名とはその状態の人を指している言葉にすぎない。状態だから絶望する必要もない。そういう怖い病魔がいるということではない。

コロナ……

私たちの内にある自然治癒力こそ真に病を治すものである

病気にトドメを刺すのは、私たちの体にいる私たち専門の百人の名医(自然治癒力)です。

人それぞれ、治すための設計図のようなものがあり、それは十人十色。

極度に激しい疾患には、極度に激しい治療が最も有効である

激しい損傷や急性症状は自然治癒力では治らないので、外科手術だったり抗生物質(毒)で応急処置をする。そこから完治していくのは自然治癒力の仕事。

現代は激しい治療ばっかりやないか……

健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない

排泄とは、排尿・排便・発汗。

とくに現代人は腸内環境の乱れから排便と発汗が不十分といわれています。

 

排便が滞って腸内に便が滞留すると過剰に発酵が進んでしまい、毒素が出てそれが再吸収され血流に乗って全身を巡って様々な不具合の原因になります。

とくに腸脳相関によるリンクでメンタルにわかりやすい不調が出るのはダイレクトに日常生活に支障が出て人生を暗くしますので、毎日もりもり出してスッキリしていたいですよね。だから排泄にはやりすぎなくらいこだわったほうがいいと思います。

 

つまり、コントレックスなどのミネラル豊富な水(排便&排尿促進)をたくさん飲みながら行う長時間サウナ(発汗促進)はパーフェクトということです。

筋肉を充分に使っている人は病気に罹りにくく、いつまでも若々しい

つまり代謝量と血流が健康と若さ(≒生命力)を決めているということです。

心に起きることはすべて体に影響し、体に起きることもまた心に影響する

実際、心の病気や神経症の患者に消化器系の症状が出ることはよくあるのだが、行動が変わることに比べれば胃腸障害など重要でないと思われて、見過ごされがちなのだ。(「あなたの体は9割が細菌」100ページ アランナ・コリン著 矢野真千子訳)

腸(体)脳(心)相関のことを指摘していると思います。

緊張を感じるとお腹が痛くなったり、腸内環境が乱れると気分が沈んだり、腸と脳はリンクし合っています。

食べものについて知らない人が、どうして人の病気について理解できようか

またまた食べ物についての格言です。

医食同源。病気はあくまで結果であって、そこに至るプロセスはだいたい食生活。

 

私の好きな江戸時代の観相家で水野南北という方がいますが、彼は「食を制すればどんな凶相も吉相に変わり運命さえ変えられる」と言っています。

患者に発熱するチャンスを与えよ。そうすればどんな病気でも治してみせる

現代はこれの真逆をさせられています。

40℃くらいまでは許容範囲です。発熱によって毒素の分解や病原菌の殺菌を行うので、熱を下げるということはそれらを応援することになって本末転倒です。

人間がありのままの自然体で自然の中で生活をすれば120歳まで生きられる

人間の細胞は本来120歳くらいまで生きられるようにできていることがわかっています。

病人に食べさせると、病気を養うことになる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る

風邪をひくとごはんを食べたくなくなるのは正しいということです。先の「人は自然から遠ざかるほど病気に近づく」でいう「自然」がこの場合「食べないこと」です。

ヒポクラテス先生は病気の原因は食だと確信していらしたようですね。

病気は人間が自らの力をもって自然に治すものであり医者はこれを手助けするものである

第三者にできるのはあくまで本人の自然治癒力をサポートすることだけです。

おわりに「食と腸内環境の重要性に言及している」

  • すべての病気は腸から始まる
  • 満腹が原因の病気は空腹によって治る
  • 月に一度断食をすれば病気にならない
  • 汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ
  • 病気は食事療法と運動によって治療できる
  • 食べもので治せない病気は、医者でも治せない
  • 健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない
  • 食べものについて知らない人が、どうして人の病気について理解できようか
  • 病人に食べさせると、病気を養うことになる。一方、食事を与えなければ、病気は早く治る

医学の父は食と腸内環境の重要性に言及しています。

薬品を使った対症療法メインの現代医学とは真逆のようで興味深いですね。

 

私がとくに興味をひかれたのは、

健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない

ここです。

 

「健全なる排泄」とぼかすのではなく、完全なる排泄」であることが重要だと思います。

 

なんですか完全なる排泄って。

 

繰り返しますが、どう考えても今よりもオーガニックな食生活(食品添加物とか社会毒の心配のない暮らし)をしていて、基礎的な運動量も多く、現代人より排泄もできていたであろう紀元前400年の人がこの格言を考えた事実がほんと震えませんか?(・・;)

 

この「完全なる排泄」という言葉だけでも、日々の生活で自分の排泄は足りているか見直す強力なメッセージになったので、この格言に出会えてよかったと思います。

完全なる排泄を意識して暮らします。

 

 

★解説はこちらを参考にしました

 

 

 

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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Kururu
Kururu
1 year ago

りん氏こんにちは!
これTwitterで画像を見かけてからどんな意味かを考えていたところだったのでタイムリー&とてもスッキリしました(*´꒳`*)
ありがとうございます♪

それにしても紀元前400年前の方がこの格言を残されたのはほんとすごいなと。。
私も何を摂らないかを考え、完全なる排泄を意識して生活していこうと思います(*^^*)