拒絶という境界線

この世界がなんか変だと気づいた人が最初にやりがちな拒絶という境界線についてお話しします。参考になりますように。

 

これは、この世界が支離滅裂な顛倒夢想の世界だと気づいた初期にやりがちなことです。

 

これ、世界を呪うのとも違って、一見当然のことのように感じる部分もあって、絶妙で繊細なので、反省の意味でもちゃんと解説したいと思いました。

 

たぶんこれ、なにかの境界線です。

 

私の場合、なかなかの禍事を体験しましたので、あなたは同じ轍を踏みませんように。

私はこの支離滅裂で矛盾した世界を拒絶します!!😤

お恥ずかしい話、私の場合ちょっと得意になっていたのもあります。

それで、

 

私はこの支離滅裂で矛盾した世界を拒絶します!!😤

 

ってやっちゃったんですね。

 

構図は至ってシンプルで、私はこれによって世界に拒絶という無差別攻撃を放つことになっていたのです。

 

ここでふと、

 

拒絶を外に放つのはやめなさい。内に向けなさい。

 

という声が聞こえたのですが、すっかり世界の真理を暴いてやった気持ちで得意になっていた愚かな私はそれを無視しました。

 

当然のように返って来た禍事を経て、再び声がしました。

声さんによるフィードバック

この世界を丸ごと拒絶するのではなく、この世界に意味を与えることを拒絶しなさい。

支離滅裂な有象無象に仮初の実在性をもたせることになる、あなたのその強力な信念を与えることを。

 

実在を信じたうえで、実在として対応する。

反応する。

感情的になる。

 

拒絶するためだけに、なくてもいいもの、そもそもが無いものに仮初めの実在性を与えて呼び出す(召喚する)のはやめなさい。

最初から実在していないものに、拒絶は必要ない。

 

「見たい」と望むからそこに生まれる。巻き込まれる。

 

御言葉(←?)は顛倒夢想の有象無象にはふさわしくない。あなたの反応だけを求めて入れ替わり立ち替わり顕れては消えていくように見える夢の化生には

 

「あなたはなあに?」

「私は天国を見るよ。ありがとう」

 

とだけ言って微笑んでおきなさい。

 

縁起が生じることを拒絶しなさい。

 

今のあなたの視点に則した形で言うなら、「彼ら」(幻想)が最も「恐れる」のはあなたの放つその光である。

「彼ら」を仮初の実在性を求めているものとして考えるなら、あなたが感情を乱さずに天国のように微笑むことは、即ち滅びを意味する。

 

あなたは神とひとつだよ、天国だよ、と言われたときに納得せずにはいない、今はまだ微かなそこをよく警戒して見張りなさい。

 

穏やかでいなさい。

喜んでいなさい。

祝福していなさい。

愛していなさい。

天国でありなさい。

 

彼らが真に求めているのは天国と同じあなたからの祝福である。

 

 

むずいこと簡単に言うなあ😮‍💨

 

って思いました😩

 

でも、考えてみれば、たとえば支離滅裂で一貫しないことだけが一貫しているようなやばい人が身近にいたら、距離を取ろうとしますよね。

それでも向こうから関わろうとしてくるなら、「反応」することすら取っ掛かりになるリスクがあるから、基本は傍観や「聞き」に徹して、

 

へーそうなんだー😄

うふふー🤗

 

くらいの当たり障りのない反応にとどめますよね。

「無視」とも違う、反応しながら反応しない、みたいな。

 

それか!!

私の大好きな降魔成道の話

この一件で、私は幼い頃から大好きだった、お釈迦様の降魔成道の話をありありと思い出しました。

 

お釈迦様がまさに悟りを開かれようとしたとき、マーラ(この夢の世界の化身)が「やばい、私の支配から抜けようとしているのがいる」と、猛烈な勢いで襲いかかってきました。

マーラは、おいしいごはん、死の恐怖、性的な誘惑などありとあらゆる幻惑をものすごいリアリティで見せて、お釈迦様の心を乱し、再び夢の世界に引き戻そうとしました。

 

でも、既にすべてが幻だと見抜いているお釈迦様は心を乱さず微笑むだけ。

お釈迦様に襲いかかるどんなにリアリティを持った幻惑も、お釈迦様に触れること能わず、華になって舞うばかり。(ここすごい好きです)

 

結果、マーラは諦めて去っていった、という話です。

「滅んだ」「消滅した」とはどこにも書いていないんですよね。

 

なんだ、この世界はずっと同じ手を使ってきたんですね🤭

ということは正解パターンも同じってことです。

 

華ってあれかな。やっぱり祝福のことかな。

 

 

 

以上です。

最後までお読み下さりありがとうございました。




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