人は細菌が占める割合が9割といわれています。休むことなくいらんちょっかいをかけてくるあの人たちは、そのことをよく知っていてあなたを殺菌したがっています。

私たちはほとんど微生物でできている

このとおり、人間の遺伝子の数はすごく少ないです。

遺伝子の数こそミジンコよりも少ない人間ですが、人間の体の中には無数の微生物が棲んでいます。その数、腸の中だけで100兆個。

これが、マイクロバイオータ（微生物）のゲノム集合体、マイクロバイオームです。

全身にはもっとたくさん共生微生物がいますので、遺伝子の比率だけでいえば、私たちはほとんど微生物といっても過言ではありません。

それら微生物が助け合ってあなたを生かしてくれているのです。

だから、何か不具合が起こった時には微生物のバランスが悪くなったか乱れたかを考えます。9割以上を占めているのだからそっちに原因がある可能性のほうが圧倒的に高いです。

私たちのマイクロバイオームを破壊しようと躍起になっている人たち

腸内細菌をはじめマイクロバイオームに関する研究はどういうわけかあまり出回りませんが、いらんちょっかいばっかしかけてくるけどヒマなの？寂しいの？でおなじみの支配者層といわれる人たちは、間違いなくこのマイクロバイオームに関して知り尽くしています。

知っていて、私たちの体に病気を起こすために、共生菌を殺菌するようなアプローチをしつこく続けています。偶然とは思えません。

周囲を見回してみれば、いかに私たちのマイクロバイオームにとって不都合な環境になっているかすぐに分かるのが悲しいです。なんか法律とか規制とか変えながら追い詰めてきているんですよねじわじわ。とくに水になんかされたのがかなり痛いです。わりと王手。

また日本人は昔から腸の影響力をよく知っていたようです。日本食は腸内環境のことをよく考えたものばかりですし、乳酸菌による発酵食品が多いのもそうです。あと、腹についてのことわざの多いこと。

「腹」を含む故事・ことわざ・慣用句

日本食も、すっかり破壊されちゃった感が否めません。

おわりに「あの人たちは知っている」

2005年くらいだったと記憶していますが、テレビが

とか連日大騒ぎしていたことがあります。

とくにストレスからめたやつとか悪意の塊ですよね。だって誰にだってストレスは少なからずあって、それで常在菌が暴れ出して激痛の胃潰瘍になるかもしれないっていうんですから、むやみに恐怖を感じますよね。

その結果、ピロリ菌を除菌するブームみたいなのが起こって、その数年後くらいから今度はメタボリックシンドロームについて騒がれるようになりました。

食欲をコントロールする役割をもったヘリコバクター・ピロリ先輩を除菌された個体は太りやすくなります。これは偶然でしょうか。

また、この前後でコレステロール悪者論も流行りましたが、ヘリコバクター・ピロリはコレステロールをすごく消費する菌です。コレステロールが不足すると胃粘膜からコレステロールを得ようとするので胃粘膜を傷つけます。本当にストレスが原因なのでしょうか。

【殺菌】肥満の歴史を調べてわかった肥満の原因

殺菌除菌ブームもそうですが、遺伝子組み換えワクチンを打つということが如何に危険なことか……。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。