これだけ人工甘味料について語っておいて触れないのはおかしいので、今回は最も有名な食品添加物で異性化糖の果糖ぶどう糖液糖について解説したいと思います。
目次
果糖ぶどう糖液糖(ぶどう糖果糖液糖)とは
果糖ぶどう糖液糖、ぶどう糖果糖液糖は高フルクトース・コーンシロップ(異性化糖)といい、果糖の割合で名称が変わります。
- ぶどう糖果糖液糖:果糖の割合が50%未満
- 果糖ぶどう糖液糖:果糖の割合が50%以上90%未満
※以下ややこしいので高フルクトース・コーンシロップと呼びます。
トウモロコシなどのでんぷんを酵素処理したもので、化学薬品が原料となっている他の人工甘味料とは違って、いちおう天然甘味料です。
消費者側にメリットはなにもない
液状で扱いやすく、果糖なので冷やすと甘みが強くなることもあり、冷たいお菓子や清涼飲料水によく利用されています。しかもショ糖よりも安い。
つまり、企業が高フルクトース・コーンシロップを使う理由は、他の人工甘味料と同じ。利益は多いし扱いやすいしコストカットができるからです。
そもそも天然甘味料だからといって体にいいわけではない
ぶどう糖は血糖値を上げ満腹感を得られるのに対し、果糖はその刺激も弱く満腹感をもたらさないので、食べすぎにつながりやすいです。
1970年代からまるで感染症のようにアメリカの肥満人口を241%も増加させた犯人ではないか、といわれています。
正体はアメリカ産トウモロコシ……つまり
しかも、この高フルクトース・コーンシロップの原料となるトウモロコシは大半がアメリカからの輸入です。
アメリカのトウモロコシといえばそのほとんどが遺伝子組み換えなので、高フルクトース・コーンシロップを摂取するということは、アメリカ産遺伝子組み換えトウモロコシを摂取しているのと同じことになります。
もちろん、高フルクトース・コーンシロップには遺伝子組み換えの表示義務はありませんので、消費者側が判別するのは不可能です。
遺伝子組み換え=残留農薬の懸念
遺伝子組み換え作物は残留農薬がすごいです。
そもそも除草剤をドバーって撒いても作物は枯れないから生産効率が向上する、というのが遺伝子組み換え作物なので。
残留農薬は体内に入ると当然、体内の共生微生物を殺してしまいます。
体内の共生微生物の中でとくにアッカーマンシア・ムシニフィラ、ヘリコバクター・ピロリを殺菌するとみるみる太ります。
「ペニシリンを与えれば早く太って早く出荷できる」は畜産業界では昔から常識ですし、アメリカでは成長不良の子どもに処方されていたこともあります。
だから、結果として高フルクトース・コーンシロップは肥満に繋がりやすいのです。
逆に、高フルクトース・コーンシロップで肥満人口が増加しているということであれば、それが体内の共生微生物に対して殺菌作用を発揮しているということなので、農薬が残留しているということになります。
私は高フルクトース・コーンシロップが原因で食べすぎてしまって云々の説よりも、こっちの殺菌説のほうがありだと思います。
だってあの人たち外でもやたらマイクロバイオームの破壊(人工甘味料・抗生物質・水道水・💉)にご執心なんですもん。肥満の流行はたぶん予想外だったと思います。
結論「ぜんぜん大丈夫じゃない」
上記のとおり全然大丈夫じゃないです。
甘いだけの露骨な神経毒(人工甘味料)か、残留農薬が怖い遺伝子組み換えトウモロコシ凝縮エキス(高フルクトース・コーンシロップ)か、というだけです。
欲を言えば、人工甘味料といっしょにまるっと避けたほうが身のためといえます。
おわりに「仕掛け人に見える殺菌へのこだわり」
肥満や糖尿病の原因として海外ではあちこちで高フルクトース・コーンシロップの使用禁止運動が起こっていますが、その代替として消費量が増えているのがカロリーゼロの人工甘味料たちです。
……ほんと、カロリー悪者論を考案したのは相当の切れ者だと思います。呪いが何層にもなってる。
おそらく、仕掛け人はマイクロバイオームについて熟知している人間です。だからここまで殺菌にこだわっている。体内の共生微生物を殺菌すれば人間が心身のバランスを崩すことを知っているのです。
自分たちはホメオパシーしか使わないことでおなじみのあの人たちかな?
民衆にはこれだけ
人間は脆いもの
薬や医療の助けがないと生きながらえない
みたいな印象操作しといて自分たちはホメオパシーとかワロタwww
以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。