「なんかメンタルバランスが悪くなってきた」「テンションが上がらない状況が続いている」過去に何度もそういう時期を経験した私の自己流の解決法をご紹介します。
メンタルのバランスが崩れて鬱っぽい気分になっていたり、テンションが上がらなかったり、落ち着きがなかったりする状態が数日も続くような場合、断言しますが腸内環境が乱れています。
例えば直近でこのようなことはありませんでしたか?
- 付き合いで宅飲み。用意されていた人工甘味料たっぷりのお酒をたっぷり飲んでしまった
- いつもと違うものをたくさん食べたり飲んだりした
- 暴飲暴食をした
- 深酒をした
- 連日連夜、飲み会が続いている
メンタルのバランス、精神状態、気分、テンション、これらはすべて腸内環境に大きく左右されます。脳腸相関といって、腸と脳は密接にリンクしているのです。
精神の不調を訴えてくる人の大半は何らかの消化器系疾患も併発している、というのはカウンセラーの間では有名な話です。
と、いうことは腸内環境を改善すればおのずと穏やかな精神状態は戻ってくる、ということです。
さて、メンタルバランスが崩れたという自覚症状があった場合に、まず私がとる対処法はデトックスです。
目次
何もかも全部出して自分をリセットする
とにかくたくさん腸に溜まっているものを出すことです。便の大半は腸内細菌ですので、これによって腸内環境がリセットに近い状態になります。
昔はうつ状態を定期的に繰り返していたのですが、ある日を境に嘘のように治っていることがありました。そういう時に共通していたのが「どうしちゃったの?」っていうくらいの大量排便でした。
私は体験的に確信していますので、もし今まさに長期的な鬱っぽい気分に悩まされている方は、排便を意識してみてください。
腸内をキレイにするデトックス食材
サプリのような即効性はありませんが、腸内をキレイにし、お通じを良くする食材をまとめます。
わかめ:ヨウ素と食物繊維で腸の掃除
わかめなど海藻類に含まれるヨウ素が代謝を促進します。
さらに、水溶性食物繊維のアルギン酸(腸内細菌のえさ)と、難溶性食物繊維のセルロース(腸内のお掃除)も豊富に含まれています。
こんにゃく:グルコマンナンで腸を刺激
腸内細菌(善玉菌)のえさになる水溶性食物繊維のグルコマンナンを豊富に含むだけでなく、腸の蠕動運動を活発にして排便を促進します。※個人的には体感の早い食材のひとつです。
ごぼう:食物繊維とオリゴ糖で善玉菌が元気に
ほとんどが食物繊維です。しかも腸内細菌(善玉菌)が最高に喜ぶオリゴ糖が含まれています。
日持ちはするし、抗酸化物質サポニンはたくさん含まれているし、ごぼうはとくにオススメです。
さつまいも:ヤラピンで便通改善
ほとんどが食物繊維です。さらに便通を改善してくれる成分ヤラピンが含まれています。
血中で暴れているPPA(プロピオン酸)をグルタチオンで無効化する
腸内で乳酸菌を増やすために生成されているPPAことプロピオン酸ですが、これが何らかの理由で血中に入ると、メンタルのバランスがガタガタになります。(サイレントな炎症状態。落ち着かなくてそわそわしたり、集中力がなくなったり、ひどいと異常行動まで出ます)
※事実、プロピオン酸を注射されたマウスはわずか30分で異常行動を示しました。
グルタチオンは人間の細胞すべてに存在している強力な抗酸化物質ですが、グルタチオンにはこの厄介なプロピオン酸を無効化するはたらきがあることがわかっています。
グルタチオンはシステイン、グルタミン酸、グリシンから合成されます。食材では肉類やレバー、アボカドやキウイにも含まれていますが、めんどくさいのでサプリを探したほうが手っ取り早いと思います。
デトックスとグルタチオンで元気に戻ったら守りたい3つのコト
- 人工甘味料を避ける
- 水道水を飲まない
- できればコンビニ食やジャンクフードを避ける
これらは腸内環境を整えるというよりは腸内環境を乱さないことにフォーカスした場合の鉄則です。
人工甘味料も水道水に含まれる塩素も殺菌的な働きをするため、腸内細菌を殺菌してしまいます。すごい身近にありながらけっこう危険なのでこれらはぜひとも避けてほしいです。
ジャンクフード関しては致し方ない部分もあると思いますが、やはり怪しい食品添加物や飽和脂肪酸が多く、これも腸内細菌の組成比を悪玉菌優勢にしてしまいますので、可能な限り避けてほしいです。
おわりに「サプリはケミカルな毒の“作用”には勝てない」
- 付き合いで宅飲み。用意されていた人工甘味料たっぷりのお酒をたっぷり飲んでしまった
- いつもと違うものをたくさん食べたり飲んだりした
- 暴飲暴食をした
- 深酒をした
- 連日連夜、飲み会が続いている
わざわざサンフランシスコから個人輸入した高品質のサプリを毎日飲んでいる私でも、今このどれかをやればメンタルバランスを崩すかもしれません。
サプリは薬ではないので、サプリに含まれるハーブや生薬などの成分が人工甘味料や食品添加物や残留農薬などいわゆる石油系のケミカルな毒と真正面からぶつかったらその場では勝ち目がありません。
ただ、サプリはダメージからの超回復には非常に有効なツールですので、フル活用してさっさと平常運転に戻るようにしています。
以上です。
最後までお読み下さりありがとうございました。